こんばんは。
ボヤ騒ぎburameです。
さて、今日は前職の社内研修で講師だったベテランコーディネーターの先輩が勧めてくれた本をようやく読み終わったので感想でも。
その本というのはこちら。
くまもんやドコモのiD、中川政七商店など多くのデザインに携わってきた売れっ子デザイナー水野学さんによる「センス」についての一冊です。
先輩がこの本を紹介した際、
「皆さん、センスは知識!センスは知識ですよ!」
と繰り返し言われていたのが印象的でした。
私達へのエールだったんでしょうね。
この本で水野さんは「センス」というのは特別な人だけが生まれつき持っているものではなく、誰にでも備わっていて鍛えることができるものなんですよということを繰り返し言われています。
センスとは知識の集積
であり、その知識によって最適化されたアウトプットをすることが求められている。
そのアウトプットは既存のものと「ほんの少し違う」だけではダメで、そこでは高い「精度」が求められている。
精度の高いアウトプットは良質で豊富な知識によってもたらされる。
とのこと。
後半ではどんな知識をどうやって蓄えていけばいいかのHow Toがたくさん載ってます。まずは王道を知り、次に流行を知り、そして共通項やルールを探すというやり方はジャンルを問わず色々な分野にいかせるなと思いました。
また、「フランダースリネン」のブランディングの話は水野さんの思考プロセスが書かれていてとてもわかりやすかったです。
行きづまった時に読み返したくなる一冊になりそう。
それではまた。
burame