アメリカ生活

奨学金の返済が終わりました

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ついに大学時代の奨学金を完済しました。

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今まで通り月々払ってたらあと5年ちょっとかかるんですが、繰り上げ返済することにしました。

 

元々は結婚する前に返そうかなと思ってたんですが、渡米前は結婚式や引越しで物入りだったし、返済して自分の貯金がすっからかんになってしまうのが怖かったので、完済は諦めて今まで通りの引き落としにして、何年後かにお金が足りなくなったら働けばいいやくらいに思ってました。利子もつかないタイプなので、いま払っても予定通り払っても返済額は変わらないですし。

 

それにもし私が病気や不慮の事故で死んじゃったら返さなくていいんだし、即返済する代わりに投資に回してお金を増やすっていうのもありなんだから、慌てて返すよりぎりぎりまで引っ張って返済した方がいいじゃん、という考えもありました。

 

そんな感じで半年くらいは相変わらずの引き落とし生活をしていたんですが、今年の2月頃に確定申告の準備をそろそろしなければ、という話になり状況が動きました。

 

日本で会社勤めであれば基本的に確定申告を自分でする必要はありませんが、アメリカでは会社勤めであっても自分で申告しなければなりません。

で、旦那Kの申告の際に家族の収入や資産も一緒に報告する必要があるそうで、ついに私の口座にもメスが入ることに・・・。

これも控除のためですし、脱税あつかいされては堪りませんので泣く泣く情報開示しました・・・

 

嫌々やった情報開示ではありますが、これをきっかけに、

そういえば奨学金の返済、あとどれくらい残ってるの?

という話になりました。

一応渡米前に返済者用サイトへのログインができることは確認していたので、残高を見てみることに。

 

・・・ふむふむ。

いま返そうと思えば返せなくもないね。

 

バラバラだった貯蓄の合計と奨学金残高、そしてクレジットカードの引落しを加味しても、今ならなんとか返せそう。

 

そして日本の口座に一定以上の残高がある限り、毎年確定申告の際にそれも含めて申告しなければならないようで、面倒なので旦那Kは円口座はほとんど閉じてしまったんだとか。

さらに、Kは私よりも奨学金の返済残ってたはずなのに、いつのまにやら完済してしまったとのこと。

なんですと!?知らなかったし!いつのまに!

 

K曰く、

別に慌てなくてもいいんだけど、ずっと残ってるのも気になるし、

払った方がすっきりするよ

とのこと。

 

そうか、すっきりするのか・・・。 

 

それを聞いて、

なんか私もすっきりしたいかも・・・

という気持ちになりました。 

 

手持ちのお金が無くなるのは心細いし、月々返済のメリットもありますが、それ以上に奨学金の返済から解放されることによる精神的なメリットの方が大きいのかも、と腑に落ちました。

 

その後、サイトから繰り上げ返済を申請して、昨日ようやく最後の引き落としが行われました。

 

大学を卒業し、ちょうど10年での完済となりました。

感慨深いです。

自分で働いたお金で全部返せたことが嬉しいです。

そして、

本当に超すっきりしたー!!

 

日本の奨学金なんて実質学生ローンだ!とか、

大学を卒業してもまともに就職できなくて返済できない!とか

色々聞きますが、私は利用して良かったなと思います。

 

そりゃ裕福な家に生まれて親が全部払ってくれる方が楽ですし、働き始めてからも引き落としがきつい時もあったし、転職する時も返済が頭をよぎって選択肢が狭められたということもありました。だけど結果的には、少ない手取りでもなんとかするサバイバルスキルが上がったし、転職も的が絞れたおかげで自分のやりたい事と雇用条件を妥協せずに最高の場所を得ることができました。

 

まあこれらは副次的なものなんですが、私が思う奨学金によって得られたもっとも大きなメリットは、親への心からの感謝の気持ちと、大学時代の半分は”自力で手にした時間だ”と思えることにあります。

 

自分が経験したことでなければ本当の他人の苦労はわからないです。

私が丸10年がかりで払ったのと同じ(いやそれより多い)くらいのお金を両親はおそらくほぼ自転車操業で4年間捻出してくれていたと思うと、本当に頭が下がります。文句の一つも言いたくなりそうなものですが、一度も反対されたり嫌味を言われたこともありません。それどころか奨学金を私が返済していることへの後ろめたさを感じてるようです。もう十分なのに・・・。

 

私は自分で奨学金を払い終えたことにより、あの最高だった大学時代の半分は自分の力で手に入れたものだと思えることの方がうれしい。

まあたった半分なんだけど。