カリフォルニアでくらべてみました

海外暮らし、旅、時々インテリア

ギターを始めて1ヶ月が経ちました

日本でもアメリカでもコロナにより在宅時間が増えた影響で、ギターが売れに売れてるようですね。

www.nikkei.com

かく言う私もこれを機にギターを始めたひとりです。

そんな風に言うと、なんだか流行りに乗ったミーハー的な感じに聞こえますが、その決意に至るまでに自分の中ではわりと大きな葛藤がありました。

自分には無理だと思い込んでいた

私は大学時代から社会人を含む約10年間、趣味でバンドのボーカルをしておりました。

その間、ギターを弾きながら歌うことに憧れはあったものの、

ギターを弾くなんて自分には無理

と、あきらめていました。

なぜなら私は飽きっぽい性格で、学校とか仕事みたいにある程度強制力のあることは続けられますが、何かの勉強とか趣味などやってもやらなくてもいいことは全然続かないタイプなので、ギターも無理だろうなと思っていました。

そして実際、

実は1回挫折しています・・・

といっても"挫折"とすら言えないレベルなんですが、社会人1年目の時、初任給でエレキギターを買ってみたものの、新生活に慣れる(=遊びまわる)のに忙しく、片手で足りるくらいしか弾かないままタンスの肥やしにしてしまいました・・・

あの時のギターには本当に申し訳ないことをしたと今でも思ってます。

 

そんな経緯があるので、再びトライしてみるかどうかかなり迷いました。

買ってもまた弾かなかったらどうしよう・・・

旦那Kにも暗に「無理だろお前」「うるさいのヤダな」って感じ出されてるし、

一時の気の迷いかもしれないし・・・

そもそもどこに買いに行けばいいかもわからないし、どのギターを買えばいいかもわからないし、どうやって練習すればいいんだろう

という否定的な考えがグルグル頭の中をよぎり、なかなか踏ん切りがつきませんでした。

 

そんな折、こちらの動画を見て気持ちの変化がありました。


【ずっとやりたかったことをやりなさい①】忘れていた夢を叶えた人続出の全米ベストセラー(It's Never Too Late to Begin Again)

いつも観ているあっちゃんのYouTube大学での本の紹介です。

正直、『〇〇しなさい』系のタイトルってあんまり好きじゃないんですよね。

だから最初は気乗りしなかったんですが、観てみたらすごくよくて、この本で勧められているやり方で自分を振り返ってみたときに、

やっぱり私はギターを弾けるようになりたい。

って強く思ったんですよね。

いつか年老いてヨボヨボになった時、30代のいまを振り返って、あの時に始めていたら・・・って思うのはすごく悲しい事だなと思いました。

そしてKに反対されたのを理由にやらなかったとしたら、自分がやらなかっただけなのに、Kのせいにしてしまいそうな気もして、それも嫌だなと。

もしいまやってみて続かなかったとしても、それはそれではっきりと、自分には向いてなかったとあきらめもつくので、このまま何もしないで年老いて後悔するよりもずっとましだなと思えるようになりました。

それに今はこれまでの人生のどの時期よりも自由な時間がある!一番時間があると思ってた大学時代の何倍も。そして新卒の頃のように出かける場所も一緒に遊ぶ友達もいない!笑 始めるなら今しかないと思えました。

こうしてようやく、ギターを始める決意ができたわけです。

 

初心者用ギターを手に入れるのにも苦労するご時世

さて、ようやくギターを始める決意をし、初心者向けのおすすめギターも調べて、近場の楽器店も調べていざ!と出発したものの、お店のアコギコーナーに着いて愕然としました。ほしいのが有る無い以前に、

アコギ全然ないじゃん・・・

事前に調べた時の写真では数十本以上は展示していたアコギコーナーは、実際に行ってみるとガラッガラで、展示コーナーの半分も埋まってませんでした。

もちろん事前に調べていた目的のギターもありません。

お店の人に在庫チェックもしてもらいましたが無いということで、取り寄せもできるけど前払いと言われました。届いてから気に入らなかったら返品OKとも言われたましたが、試したいギターは2つあったので、両方試したかったら2本分払わなきゃいけないし、試してみて買うかもわからないのにお金払うのはなあ・・・と抵抗がありました。

なのでその店で買うことはあきらめ、近場の他の店に行ってみることにしました。

しかしその後、さらに2軒のギターショップを回ったものの収穫なし。

どちらも最初と同じく品薄で、片方の店では、そのギターあと半年は入ってこないんじゃないかなと絶望的なことまで言われる始末・・・

というのも、コロナでギターを作る工場がクローズして供給量が減っているにもかかわらず、在宅増でギターの需要は増えていることによって、どこの店も品薄状態だったみたいなんですよね。この時はまだギターが売れてるというニュースが出る前だったので、そんなことになってるとは知りませんでした。

べつに探していたものに特別な思い入れがあるわけでもないので、また別の良さそうなものを探せばいいんですが、今後もことごとく同じく品切れだったりしそうで、それを繰り返しているうちに「ギターやろう!」という気持ちがしぼんでいきそうな気がしました。妥協して「これでいいや」と適当に買った場合、愛着が湧かずにやっぱり続かないかもしれないし、やはりやるからには気に入ったものを・・・けどそれが手に入らないようなこのご時世にどうすればいいんだ・・・

と、もやもやしたまま、仕方がないのでこの日は家に帰ることにしました。

運命の出会い

ですが帰り道、家の近くまで戻ってきたところで、ふと

そういえば近所のダウンタウンに小さい楽器屋があったな

ということを思い出しました。Googleマップで楽器屋を調べた時にヒットした一つでした。ですが街の小さな楽器屋で、ギター専門店というわけでもないので、そこはスキップしていました。

けどどうせ帰りに近くを通るし、ダメ元だと思って寄ってみることに。

店の前に着き、予想どおり小さい店だったので望み薄かな・・・と思いつつ入ってみると、入ってすぐ左手にギターの展示がありました。

全部で10本も展示されてない小さなコーナーだったんですが、なんとその中に

ずっと探し回っていた1本があった!

え、こんな近くに!?

何軒もの大きなギターショップをはしごしても見つからなかったのに、こんな近所のちょろっとしかギターを置いてないような店にあったなんて!

本当に衝撃的な出会いでした。

そしてさらに幸運なことに、弾き比べてみたいと思っていたもう1本も在庫があるということで出してくれて、しっかり比べて納得した上で購入することができました。

お店のスタッフ達もこの日訪れたどの店よりも親切で、すぐにMay I help you?と声をかけてくれたし(他の店はさんざんうろうろして困った末、こちらから話しかけないと何もしてくれなかった)、弾けない私の代わりに2本を弾いて聞かせてくれたり、ゆっくり悩んでいいわよと時間をくれたり、本当にいい人たちで、それまでの半日が辛かった分、感動してしまいました。

こうしてようやく、初めてのアコギを手に入れることができたのでした。

f:id:burame:20201111063712j:plain

私が買ったギター

ちなみに私が購入したのはヤマハのFG830というギターです。

初心者向けギターの定番だそうで、値段のわりにきれいな音が鳴ると評判です。

実際、YouTubeで色々と聴き比べてみて、このギターの音色を聴いたときにものすごくグッときたので、これがいいなと思いました。


井上苑子 meets Yamaha FG&FS series

この動画では井上苑子ちゃんがいくつかギターを弾いて感想を言うんですが、FG830を弾いた瞬間、ほわ〜っ!と一番嬉しそうな顔をしていて、私も聴いた瞬間おお〜っとうなりました。

ただ、FGシリーズよりも小ぶりなFSシリーズというものがあり、女性にはFSの方が弾きやすくておすすめというレビューもあり、できるだけ挫折の可能性を排除したいという気持ちから、FSも試してみたいと思っていました。なので最後に寄ったお店で両方試せたのは本当に幸運でした。

FGとFSを比べてみて、どちらの音もきれいでしたが、私はFGのおおらかでふんわりした音が好みだったのと、抱えた感じもFGがそれほど大きすぎる感じもしなかったので、最初のインスピレーションを信じてFG830を選びました。

まあ女性と言ってもね、私は身長もほぼ170cmの大柄な部類に入るので、あんまり関係なかったです・・・

 

始めて1ヶ月経過して

さて、始めて1ヶ月ちょっと経ったわけですが、毎日2時間くらい練習するのが日課になっています。

本当に毎日楽しい!

始めてよかったー!!

さんざん探してようやく手に入れたギターも、ポテッとしていてかわいらしく、弾くときれいな音を聴かせてくれるので、本当に出会えてよかったなと思います。ネットで見てた時はナチュラル色にしようかと思ってたんですが、店にはこの色しかなく選ぶ余地がありませんでした。だけど実物を見ると深みがあってとてもきれいな色だったので、この色にしてよかったです。

そして始める前にいつか弾きたいあこがれの曲プレイリストを作っていたんですが、コードを弾くだけであれば、

驚いたことにもうだいたいの曲を弾ける!

もっと何ヶ月も何年も先だと思ってたのに、1ヶ月も経たずに、下手だけどそれっぽくなるんだ、とびっくりしております。

もちろん正しく・何も見ないで、というわけには行きませんが、コードの抑え方すらほとんど知らなかったのに、こんなに短期間にコードチェンジもしつつ歌ったりできるようになるなんて想像もしませんでした。

もっと早く始めればよかったなとも思う反面、今だからこそ集中して取り組めているのかなとも思うので、まあ今が私のベストタイミングだったのかなと思います。

 

当面の目標は、

1年以上続ける

ということです。

フェンダー社の調べによると、ギターを始めた人のなんと9割が1年以内に挫折するそうです。かつてエレキギターを買ってみた私もその9割の1人だったわけです。

だけど今度こそは1年以上は続けて、残りの1割に絶対に入ってやる!という気持ちでいます。

そしてコロナが落ち着いた頃に、こちらでも音楽仲間を見つけられたらいいなと夢見てます。

それではまた〜

burame